◎口コミって何ぞ?
最近は偉い人が語るWebの世界で、CGMっていう言葉を良く見かけます。
Consumer Generated Media(消費者が形成するメディア)の略らしいですけど。
ブログやSNSなど、個人が情報発信するサイトをメディアとして捕らえてこう呼ぶようです。
Web2.0を構成する1要素ですが、「Web2.0」よりは対象がはっきりしてて、まだ好きな言葉です。
(どうも最近はWeb2.0って口に出すのも、少し恥ずかしい状況になってきてる気がしません?)
たしかに、犯罪で容疑者となってしまった少年少女のブログが紹介される事って、最近はあまり珍しくないですよね。
パソコンだけでなく携帯もあわせると、1億総編集者っていう状態はあながち間違ってなさそうです。
そして、そんな個人メディアには当然企業も「利用価値あり」と判断していろんなビジネスモデルを考えてきます。
でも、そんな個人メディアを本当に利用しきってるモデルっていうのは存在してるんでしょうか?
◎記事を書かされるということ
そういう口コミメディアを広告媒体として体系化したものの典型的なものが、ブロガーに対してブログに特定の記事を書き込む事を依頼して、作業に対して成果を払うブログプロモーションのサービスがあります。
代表的なものは、press@blogでしょうか。
実は『どーせ書くならお金にしたい?』で、紹介したとおり私もここの会員です。
その時は「お、なかなかにおもしろい広告モデルじゃないですか」と興味を持って登録しました。
だいたい1~2日に1回くらいのペースで100円~200円くらいの報酬付きの記事作成依頼のメールが届いているように思います。
意外と利用している企業は多いようですね。
で、けっきょくのところ私はなんだかんだで、一度もその依頼記事を書いた事がありません。
まぁ、内容が映画やWeb会員登録など、あまり私のブログで記事にしにくいジャンルなものが多いということもあるのですが、どうも「お金をあげるからこれを書け」って言われると、なかなか書く気がしないもんなのです。
「映画評論家のおすぎがギャラをもらってCMで絶賛している映画を見たくなるように」、
「野生の世界で人間の匂いがついてしまったヒナ鳥を親鳥が見捨ててしまうように」、
報酬をもらってメーカーの意図通りに記事を書いてしまうと、そのブログのメディア性が失われていきそうな気がしてしまうのでした。
(お前のブログにどこまでメディア性があるねん!と怒られそうですが)
◎企業が作り上げる口コミ
なんとなくですが、口コミマーケティングを、上記のように「あなたのブログにこんな感じでこのネタを書いてください」と一斉メール配信で書かせる事が果たして、口コミマーケティングになるかというと、最近は少し疑問です。
本当の口コミというのはマスメディアがとりあげる前に特定企業が関与することなく、ネットの住民の自由な意思によって盛り上がりをみせるものかもしれません。
その情報の中身のジャンルや話題性に関係なく、そういう盛り上がりをワンパターンに演出提供する「口コミマーケティング」っていうサービスってのは、本当に存在するんですかねー?
本当に企業が口コミマーケティングを行うとしたら、その商品特性やターゲット層、活用メディアなどの分析を行って、それぞれ個々バラバラの企画になると思うんですけどねー。
まー、ブロガー向けの記事執筆依頼サービスも一種のCMメール配信サービスととらえれば、決して効果が無いわけではないですけどね。
これで、各ブログがどの情報ジャンルであるというセグメンテーションができていれば、かなり価値もあがりそうな気がします。
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わはははははっ。
ドンQさん、ロボットを横に並べると楽しいですね。
私はいまだにWeb2.0が理解できません。説明もできません。
なんか捕らえどころのない言葉だと思います。
私もお金をあげるからこれを書けと言われても書けません。
お金のためには、心にないことを書く場合もありますので、それはやはり書いていてちがうと思いますから。やはり本音で書くことが私は大事だと思っているので、それはしたくないと思うのです。
そういえばいつだったかのテレビで、企業がブログをマーケティングとして利用しているというのは見かけました。一般人のブログからその企業や商品について書かれているものを探し、それをマーケティングに役立てるというようなものだったと思います。それは企業が作り上げる口コミとは異なると思いますので、なるほどと私は思いました。
>まるちさん
「Web2.0」っていうキーワードも衝撃的に登場しましたけど、そんな抽象的な来年にはもう消えているような気がします。
どうもIT屋さんが、エンドユーザーをだまくらかすために使うのが、「Web2.0」という言葉の唯一の使い道だったりして。