ちょっと前に発表されてた記事なんですが、CNET Japanもある意味、可哀想な事をするなぁ(^^;
『「フルブラウザには需要がない」–Scope開発者が激白』(CNET Japan)
◎お騒がせScope
Scopeは、jigブラウザやサイトスニーカーなどと同様の携帯用フルブラウザアプリケーションで、無料で提供されているものです。
ただしこのScopeですが、
・公表ダウンロード数を大きく間違えたり、
・メール送受信機能の情報漏洩セキュリティーホールが2ちゃんねると指摘されたり、
・さらに鳴り物入りで公表されたexciteとの提携が解消されたり
と、アプリケーションの機能以外の部分で随分と話題になっております。
このアプリの開発元プログラマーズファクトリーの社長のインタビュー記事が2ページにわたり載っているのですが、これは「さらし者」っていうヤツじゃないでしょうか(ーー;)
かなり辛い内容なので、プログラマーズファクトリーの今後が心配です。
◎Scopeの言い分
勝手に要約するとこんな感じでしょうか。
・情報漏洩バグについては実害が出ていないから大丈夫じゃないかな?
・ユーザーからの問い合わせ対応は担当がやってるから、よくわからない。
・問い合わせに全部対応できるわけじゃない。
・フリーソフトなんだから、しっかりサポートしろって言われても無理。
・Scopeが嫌なら使わなきゃいい。
・フルブラウザ市場に将来は無い。
なんだか社内のサポートセンタースタッフ同士の会話のような残念な回答が並んでおります。
◎個人相手にサービスを提供するということ
まぁ全く第三者の勝手な意見ですが、今後Scopeをポータル化しようと、個人ユーザー相手の商売を狙う限りは、嘘でもいいから
「ご迷惑かけてます」
「これからは頑張ります!」
みたいな態度でインタビューにのぞんで欲しかったです。
かつて、バンダイが負けたように、avexが負けたように、2ちゃんねるっていうのは、ネットで個人相手に商売を考えるうえではもはや聖域です。
媚びる必要はないですが、決して敵にまわしてはならないコミュニティーです。
2ちゃんねるの住人を納得されられないようなオフィシャルコメントするするくらいなら、素直に謝る方が良いかもしれません。
◎公開ソフトウェアの責務
「フルブラウザは今後は需要が無くなっていくだろう」というのは正論かと思います。
「別に嫌なアプリなら使わなければいい」というのも正論です。
ただし、フリーであれソフトウェアを公開している限りは、セキュリティーホールへの対応は必須かと思います。
何せ実害があってからの対応では話にならなくて、実害が起こる前での事前対応・ユーザーへの告知は義務かと考えております。
もし、嫌なら使わなければいいというスタンスで公開を続けるのであれば、
・「メールサーバーへの接続情報が漏れるかもしれないけどいい?」と、しっかりとネガティブな情報提供をする
または、
・セキュリティーホールが存在しない事を保証するとしっかりと告知する
必要があると思われます。
なにせそんなセキュリティーホールがあるなんて知らずにダウンロードしてしまうユーザーもいるでしょうから。
せっかく無償提供というビジネスモデルで公開されたScopeなんで、もう一回頑張って欲しい気はしますねー。
ほんともったいない…(ーー;)
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