リモート自爆装置を内蔵したノートPC

ノートPCが盗まれても離れた場所からデータ消去

企業の情報漏えい被害を抑えることができるなかなか素敵なノートPCが富士通から発表されていました。
ノートPCの紛失・盗難対策ソリューションを提供
携帯電話などでは、リモートロックみたいなサービスがありましたが、そのPC版みたいな感じですね。
ノートPCに仕込まれた低消費電力のPHSモジュールが、ウィルコムの回線網から消去コマンドを受け取ると、Windows等のOSを起動させずに自動的にHDのデータを読取不能、またはロックしてしまうというものだそうです。
これって、なかなかに実用的なソリューションですよねー。
外に持ち出すノートPCは「シンクライアント」なんていって、ほとんど情報を積まないようなソリューションが主だった中、ちょっと画期的な仕掛けですよね。
疑問点は以下のような感じでしょうか。
■不正に消去コマンドを受け取ることは無い?
ユーザーが直接コマンドを送るわけではなく、富士通が提供するシステムにログインして富士通の管理サーバーからコマンドが送られるようです。
とりあえず、コマンドの発信元が富士通の特定のサーバーなのかどうかなど、いろいろと不正利用対策はされているはず(?)ですよね?
■PHPモジュールでインターネットはできる?
消去・ロック等の制御コマンド受信用のPHSで、Windows等のOSからは認識されないらしいです。
なのでこのPHSで通信しようと思っちゃだめなようです。
■PHPが通じないところでは?
コマンドを受け取るのはPHSなんで、もちろん機能しません。
(ということで、山奥とかに盗難PCを持っていかれるとダメ)
■HDの消去って時間がかかるのでは?
どうやらHDが暗号化されているらしくって、この自爆装置は暗号化されたHDの中身を解読するためのキーを削除するものらしいです。
なのでかなり一瞬で消えちゃう(読取不能になってしまう)んじゃないでしょうか。
■気になる費用は?
まずは富士通のサイトからWeb注文できるようになるそうですが具体的なPC本体の金額は不明。
またランニングコストもまだ未定。(1,000円以内で検討中なそうな。)
とりあえず契約は富士通とだけで、ウィルコムと契約する必要はなさそう?、
その他ちゃんと電話番号を持っているPHSなので、PHSが通信中の基地局の位置からどのへんにPCがあるのかってもだいたい分かるみたいです。

応用編?

これと同じようなインフラで、Winnyなんかで流出して広まってしまったファイルのハッシュ値をコマンドどともに送ると、そのファイルを保有していた端末のHDから強制的に削除してしまうようなソリューションがあれば、かなり利用料が高くでも需要はありそうですよね。
技術的にも倫理的にもいろいろと実現は不可能そうですが。

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